猫漫画「てくてくとあるこう」は、わんぱくで早起きが苦手な小学生“てくてく”とファミリーたちの織りなす面白おかしい四コマ漫画です。
竹書房の漫画雑誌に掲載された「てくてくとあるこう」。初めは猫漫画雑誌「にゃお」1996年6月号(創刊号)から11月号に、その後「月刊まんがくらぶオリジナル」に掲載された作品です。
エッセイ漫画じゃない猫漫画なんですが、ネコの特徴や動きを活かしたエピソードがとっても可愛くておもしろいです!
野中のばら先生の笑いのエッセンスを存分に楽しめます!
「てくてくとあるこう」
竹書房 バンブーコミックス てくてくとあるこう 全1巻
竹書房 猫漫画雑誌「にゃお」1996年6月号~1996年11月号、増刊号「野中のばらスペシャル」1998年4月、「月刊まんがくらぶオリジナル」1999年6月号、2000年6月号、2000年8月号~2001年12月号 に掲載された作品です。2002年、単行本としてまとめられ発行されました。
単行本には「ちこタンといっしょ」(スコラ社「猫っこランド」に掲載)と「しあわせねこジルシ」(テクノ「猫のマーチ」に掲載)二つのスペシャル読み切り猫漫画も加えられています。
“てくてく”の誕生秘話
わんぱくで早起きが苦手な小学生“てくてく”が主人公の猫漫画「てくてくとあるこう」がどうやって始まったのかというと…?
竹書房で猫専門の漫画雑誌「にゃお」を創刊する際、野中先生はオファーをいただいたそうなんですが「他誌に猫エッセイ漫画を描いているので無理です」とお断りしたところ…「人が主人公の漫画ならどうですか?」と問われたそうです。
主人公が人ならできるかも…と答えたところ、な・なんと!
「じゃー猫の擬人化って事でっ」…と連載が決定したそうです(^-^)!
編集さんのまあまあ強引な圧しのおかげで「てくてくとあるこう」という楽しい猫漫画ができたわけですね!
“てくてく”のキャラクター
「てくてくとあるこう」は、小学生“てくてく”が主人公。家族は姉の“ランラン”、そして“パパとママ”。
4人が住む家には“ねずみ一家”も棲んでいて、つかまる危機にいつもおびえています。(コワい設定である(^-^;)
人が猫だという設定なだけで、猫好きにはたまらなく楽しいエピソードがいっぱい!猫だったらこうなっちゃうよね~という突発的事件の数々がひとひねりあって笑えます。
“てくてく”が通う学校の友だちとの猫あるあるエピソードや、姉の“ランラン”の猫らしいオシャレへの気の使い方とか…登場する同級生たちのキャラクターも楽しいです!
中でも、てくてくの“ママ”がクールに人らしくて、好きです!
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