「ねこねこ三重奏」は、野中のばら先生の飼い猫“ちーこ”“りゅー”“ゆめ”たち3匹の日々を、野中先生がじっくり観察して描いたショートエッセイ猫漫画です。
飼い猫たちの好きなもの、好きな遊び、ヘンなクセ。
野中先生の猫たちへの愛情あふれる観察眼や表現に思わず共感!
多頭飼いしてる人も、したい人も、ちょっと笑えて学べるエピソードがいっぱいです!
「ねこねこ三重奏」
ぶんか社 単行本 ねこねこ三重奏 全1巻
ぶんか社 猫漫画雑誌「ねこのあくび」2006年VOL.1~3、2007年VOL.4~9、2008年VOL.10~11 に掲載された作品です。2008年、単行本としてまとめられ発行されました。
単行本「ねこねこ三重奏」には、一話6ページ(VOL.1のみ8ページ)・20編のエピソードが掲載されています。
どこから読んでも、楽しめる一話完結の形です。
子猫“りゅー”が加わって
野中先生のうちのネコは、オトナ猫の“ちーこ”だけだったけど、寂しそうにないているからと心配し、“ちーこ”の遊び相手を探して出合ったのが、生後3カ月の子猫“りゅー”。
子猫の“りゅー”は、ものおじしない。元気でやんちゃに“ちーこ”に遊んでほしいと向かっていきます。
ところが“ちーこ”にしてみると、やんちゃな子猫がウザイらしい…。
野中先生の心配をよそに、なかなか打ち解けてくれない“ちーこ”…。
さらに“ゆめ”が加わって
“ちーこ”と“りゅー”の打ち解けない様子は1年以上も続いたそうです。
そんなある日、野中先生は、1匹の子猫をマンホールの中から救出!さらに飼い猫が増えます!
この救出された子猫が“ゆめ”です!これで3匹になりました!
気位高めの“ちーこ”に、活発な“りゅー”、おっとりしてて臆病な“ゆめ”。
猫だって主張するし、ワガママなところあるし、そもそも一人ひとり性格が違うってことが「ねこねこ三重奏」を読むとわかりますよ!
何より、猫たちの行動の意味づけが、猫飼いなら「うん、そう考えてやってるよね!」って納得できちゃう解釈なのが人気のポイントだと思います!
猫は人の言葉を話せるはず?
猫飼いなら一度は思うのは「うちの猫たちが人間の言葉を話せたらなー」ではないでしょうか?…このエピソードが一番好きです。
でも、猫たちが人間の言葉を話せたら「メシがまずいーだの掃除しろだのいって、うるさいかー」と野中先生は描いています。納得。
そして、猫たちは人間語は話せなくても、ヒアリング能力は高くて、人間語を理解しているに違いないと!納得!
猫飼いさんなら、耳をそばだてて話を聞かれたりとか、なにやら長文で猫に話しかけられたことがきっとあるはず!
猫好きとして共感できるので、楽しいですね!
↓この裏表紙の絵が大好きなんです!本も装丁も無くなっていくと思うので、ここに残させていただきます。野中先生ありがとう!
コメント
[…] 「ネコがスキ♡」「肉球プニプニ日記」「にゃミリーワンだほー!」「てくてくとあるこう」「ネコ様の言うなり」「ねこねこ三重奏」「箱入りネコBOYS」「ねこマニア」「猫の詰め合わせ」「じゃすみん」などなど…。 […]