「箱入りネコBOYS」は、野中のばら先生と飼い猫の“りゅー”“ゆめ”“じゃすみん”の織りなす面白おかしいショートエッセイ猫漫画です。
猫と暮らすなら読んでおきたい、野中のばら先生と飼い猫たちのリアルな暮らしぶりが見られます!
「ほっこり 箱入りネコBOYS」
ぶんか社 単行本 ほっこり 箱入りネコBOYS 全1巻
単行本「ほっこり 箱入りネコBOYS」は、ぶんか社の漫画雑誌「まんが このミステリーが面白い!」に掲載された作品に描きおろしを加え、2012年12月1日発行されました。
野中のばら先生は2012年11月16日に亡くなられましたので没後に発行された単行本です。
漫画雑誌「まんが このミステリーが面白い!」に掲載されたのは10回でしたから、単行本のために10個のエピソードを描きおろしたということですね。
「ほっこり 箱入りネコBOYS」にはVOL.1~20まで20個のエピソードと、“りゅー”“ゆめ”“じゃすみん”が「箱に入る様子」がおまけまんがとして掲載されています。
主人公は作者自身!
主人公は作者自身!という、野中先生の作品の中ではめずらしい、一話6ページからなるエッセイ猫漫画。
しかも、 飼い猫3匹に振り回されつつ、同居人として楽しみながら暮らす様子が、事細かに描かれます!
猫と暮らす野中先生のエピソードは、猫を飼っている人には体験済みのあるあるですが、これから猫と暮らす人なら知っておいて損はないトンデモエピソードもあります!
トンデモないことしても、猫は可愛い!
野中先生を振り回す“りゅー”“ゆめ”“じゃすみん”それぞれの特徴や動き・暮らしぶりを活かしたエピソードがとっても可愛くておもしろいです!
同居猫の“りゅー”“ゆめ”“じゃすみん”と何年暮らしても新しい発見があって、どんどん家族としての愛情が深まっていく感じがページをめくるごとに伝わります。
野中さんちの猫たち
ネコさんを多頭飼いしてみると「それぞれ個性があるなー」と感心しきりな野中先生…。
“りゅー”は「どんな時もどっしりかまえるボス的なコ、おしゃべり好き」、“ゆめ”は「おっとりしててマイペースだけど繊細」、そして“じゃすみん”は「まったく空気を読まない甘え上手な末っ子」とのことです!
「ほっこり 箱入りネコBOYS」は、野中先生から読者への猫との付き合い方メッセージがたくさんあって、これから猫と暮らす人への手引きにも良いと思います!
たとえば、猫も人間も初めは気をつかいあってること!
飼ったその日から家族なんだけど、お互い知らないことだらけの中、暮らしていく中で家族になっていくこと。
長く一緒に暮らすことでわかりあい、わかることで心が通じ合うようになること。
猫とか人間とかを超えて「家族」という感じがしてきます…と、漫画の中で野中先生が話しているのが心に残ります。
猫たちのおねーさんみたいな野中先生が大好きです!
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