「毎日がGOO!」は、野中先生の愛猫たちを題材にしたエッセイ漫画ではありません。
3ページで1話のフィクションのお話!
「毎日がGOO!」は、猫を飼っているふつうの家族の物語なんです(もちろんフィクションの)!
この漫画は「月刊 猫の手帖」という猫ファン専門誌に連載されていました。
「月刊 猫の手帖」は猫雑誌の草分け的存在でしたが、2008年に休刊。【現在も休刊中。猫の手帖モバイルも終了】
表紙の写真が飾り気なく撮られているネコなのが印象的な雑誌でした。
毎年12月号では、読者と編集部が選んだおすすめの猫の本ベストテンが紹介され、その年に発行された猫の本100冊ほどが一覧できたので楽しみにしていました。
エッセイ漫画じゃない猫漫画も、野中先生の猫ワールドを存分に楽しめますよ!…というか、すごく好きです。
ショートストーリーものですから、話の展開もエッセイとは違って、家族一人一人と猫の対応を描いたりする変化があったりして、猫漫画として楽しめますね!
野中のばら先生のエッセイじゃない猫漫画!おすすめです!
「毎日がGOO!」
学研研究社 単行本 毎日がGOO! 全1巻
猫の手帖社「月刊 猫の手帖」2000年4月号から2002年10月号に掲載されたものを秋水社の協力のもと編集、2008年に発行されました。
第1話から31話まで、捨て猫だった“ふーちゃん”に山田家の面々がふりまわされる毎日がコミカルに描かれます。
山田家は、職業:漫画家の“みさきさん”とお母さん・お父さんの三人暮らし。みさきさんとお母さんは猫大好きなんですが、お父さんは猫がちょっぴり苦手なんです。
山田家ファミリーと捨て猫だった“ふーちゃん”との出会いから、次第に打ち解けて家族になっていく日々を描きます。おもしろおかしくて、温かい漫画です!
エッセイ漫画の猫たちとは一味違う猫描写を楽しめますよ!